●朝日放送「花の駐在さん」№363
●作/檀上茂 演出/中村高明
●収録日:昭和59年7月30日(月)12:00~12:45 なんば花月
●放送日:昭和59年8月19日(日)13:45~14:30
駐在さん・・・明石家さんま
同・・・月亭八方
三太の母・・・藤井信子
毎朝新聞記者・・・池乃めだか
フェリーの船長・・・中田ボタン
豚珍館の姉妹・・・今いくよ
同・・・今くるよ
売店の売子・・・香川えみ
フェリーの事務員・・・未知やすえ
同・・・未知やすよ
漁師の青年・・・トミーズ雅
同・・・トミーズ健
サラ金の社長・・・前田五郎
失業のサラリーマン・・・坂田利夫
坂田の妻・・・園みち子
【舞台】
舞台は日の出島。舞台中央上手寄りが駐在所内。下手には中華料理店と売店がある。
【あらすじ】
失業したサラリーマンの夫婦(坂田利夫、園みち子)が自殺しようと考えるが、サラ金の社長の前田(前田五郎)はどうせ死ぬ気はないと思っている。坂田は駐在ら(明石家さんま、月亭八方)に相談し、自殺した芝居をして見せることに。
それを見て嘆く前田だが、金を返してもらえないことより、実はみち子を愛していたことを告白。死んだふりをしていたみち子はそれを聞いて、前田の想いを受け入れて二人で大阪にいってしまうのでした。
【雑感】
この年の1月に交通事故で死去した林家小染に変わって、月亭八方が駐在になったことを機に、レギュラー陣を少し変えてのシリーズ続行。前シリーズではフェリーの船長だった池乃めだかが新聞記者に、船長は中田ボタンが新レギュラーになり、この時から今いくよが岡持ちでボタンをどつくのが定番となりました。
三太の母も片岡あや子から藤井信子になり、久しぶりに花月の舞台に復帰。
ストーリーは新喜劇メンバーが少ないこともあり、お芝居は単純なもの。台本もこれが檀上茂が書いたん?!と思うほど、アドリブ任せや楽屋落ちまでが書かれているという粗悪な感じでした。
※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、キャストやタイトル、内容に変更があったかもしれませんのでご了承下さい。